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三ツ山大祭 針生祐子さんコンサート 東京と奈良 東西女高師の交流
白浜旅行記 2010年支部だより引き継ぎ会(新年会) 寺社めぐり −その6
100年ピアノコンサート 奈良の菊水楼での同窓会に出席しました
安曇野ちひろ美術館」に行ってきまた 平池公園へハスを見に行きました
日本文化発信の旅 川口登美子
台湾旅行記
今年の2月18日から24日の夫正との台湾旅行は、24年ぶりに台中で李李眉(Lee Chi-Mei)さんとご主人の陳伯仲(Pei-Chung)さんに再会出来、今まで生きてきて良かった!と思える感動の旅であった。
彼女と陳氏とは、私が約35年前の1977-1978年に当時の西ドイツのゲッチンゲン大学に留学していた時に知り合った。私は、兵庫医科大学から派遣されていた研究員であったが、彼女は、まもなく博士号を修得出来る大学院生であった。この大学の微生物研究所には、日本人は、私のみであったことから、私の1年半の滞在中に、種々の催し物に誘って下さったり、ドイツの各地に旅行を一緒にさせて頂いたりしてとても親切にして頂いた。
帰国してからは、正と1988年の暮れから翌年の正月にかけて台中市の彼女宅を訪れた。その後、彼女は、ご家族一緒に日本に来られ我が家に滞在して下さったこともあるが、互いに新年の挨拶などを交わしていたものの、長年出会うことなく、今回やっと再会出来た。
台中では2泊したが、彼女宅で、35年前のゲッチンゲン滞在時の写真を見ながら当時の事、また我々共通の友人の消息などを英語と漢字の筆談で言葉の壁を超えて話し合う事が出来、35年前のゲッチンゲンでの生活がほんの数年前のような日々に感じられ、懐かしい思いをした。
私より年下の彼女は、まだ国立中興大学の現役の教授(環境生物学科)である。数年前には、約2万人の学生数のこの大学の副学長をしておられ、来年8月には、退職される予定だそうだ。
案内して下さった大学では、彼女は、光合成細菌の水素産生機構について研究しておられ、自然エネルギーへの応用をねらっての仕事と思われた。この菌は、私がドイツで研究対象にしていたので、研究室を見せて頂いた時、微生物の培養をしている部屋の雰囲気がとてもなつかしく、退職した私にとって、また研究がしたい!欲望にかられた。
次の日は台中近郊の鹿港を案内して下さった。 港に近い鹿港は、立派な寺が多い古都である。 強い海からの風をよけるために作られたせまい路地の町並みは、よく保存されていて興味深かった。
彼女のお兄さんは、李遠哲といって、1986年に台湾で初めて50歳の若さでノーベル化学賞を受賞されている。また他の2人のご兄弟も大学の教授歴があり学者一家である。
1907年生まれのお父さんは、李澤藩(Lee Tze-Fan)といって台湾では著名な水彩画家であった。私は、以前彼女から李澤藩の画集を送って頂いていて、今回はぜひ李澤藩の美術館を訪れ実物を鑑賞したいと願っていた。李澤藩は新竹出身で、彼女は、台中から陳氏が運転する車で新竹にある美術館に案内して下さった。美術館は、 李家族の所有する10階建てのビルの3階にあった。彼女は、この美術館の館長をしていて、お父さんの絵画展だけでなく、定期的に若手芸術家の作品展を開いている。台湾3日目は、このビルに泊めて頂いた。
日本人の水彩画家、石川欽一郎に水彩画を習ったという李澤藩は、83歳で亡くなるまで、彼独自の水彩画技法を生み出してすぐれた作品を多く残しておられ、今回その実物を鑑賞させて頂き感動した。
2007年には、李澤藩生誕100年の展示会が、台北の国立故宮博物院で開催されて、これはネットでも紹介されている
郷愁を誘う多くの李澤藩の台湾の風景画は、私は好きで、独特の鮮やかな色彩で表現されているのと相まって素晴らしい絵である。また絵から、この人がいかに台湾を愛していたかが感じられる作品である。
私は、昨年退職後、水彩画を始めたので、李澤藩の作品は、ぜひお手本にしたいと思っている。
李李眉は、35年前に知り合った頃から今もかわる事なく謙虚で、穏やかでとても親切な人柄である。今後も言葉の壁を超えた彼女との交流を大切にしてゆきたいと改めて感じた。
ところで、またの再会を約束して新竹で彼女と陳氏に別れを告げてからは、正と2人で台北および台北近郊の観光地を訪れた。台北からバスで北方1時間半くらいの海岸の野柳地質公園は、素晴らしい奇岩のある風景地だった。また海に近い事もあり、牡蠣、蝦などの海産物の食べ物が安価で、美味な台湾料理が賞味出来た。またこの近くの基隆では、極楽寺などの立派な寺を訪れた。
台北2日目に、地下鉄を乗り継いで訪れた台北から1時間くらいの新北投温泉は、日本人が開拓した温泉地で、温泉博物館や地熱谷などの名所を楽しんだ。
台湾は、九州より少し小さめの国土ながら人口は、2000万人を超える。国内は新幹線や高速道路などの交通網が整備されていて、台北や台中市は、高層マンションが林立する近代都市である。言葉は、日本人が以前使用していた漢字が使われているので理解しやすい。また日本語を話す人がいて、支障なく個人旅行が出来ると思う。台湾国内の列車、バスなどの交通費は、日本の半分以下の安さで、物価も日本に比べて安く、食材は多彩である。関空から3時間のフライトで到着出来る。冬でも気温が20度くらいと温かく、今回はもうツツジやカンヒザクラが咲いていた。特に冬はお勧めの旅行先である。
前回のホームページ研究会で話題となった20年に一度開かれるという。
姫路の支部会員の方から冊子が送られてきました。
下は BanCul という冊子の部分をコピーして、お知らせとしてあります。
詳しくは 発行所 公益財団法人 姫路市文化国際交流財団 発売 神戸新聞総合出版センター にお問い合わせください。
針生祐子さん は奈良女子大学 S51 理物卒です。
白浜旅行記 長田久美子(S39年理生卒)
8月10日に中村京子さん(S32年理物卒)のお世話で、和歌山県白浜の花火大会見物に片寄真木子さん(S36年家食卒)と訪れ、一泊した。10日の夜は、白良浜沖の船から上げられた空いっぱいに広がる花火に感激した。 田辺は、南方熊楠ゆかりの地であり、南方熊楠記念館(白浜)と、田辺にある熊楠の顕彰館や生家なども見学出来た。いずれも見ごたえのある施設で、展示されていた資料から、熊楠の日本人離れした巨人ぶりに感動した。施設には、生きたものを含む粘菌の標本が数多く展示されていた。私は、粘菌の乾燥標本は不可能ではないかと思っていたが、朽ちた木についている子実体の乾燥標本は、ほぼ原形を留めていて、実体顕微鏡でその特徴ある形体が観察出来た。またシャーレの表面に増殖している、ねばねばしたアメーバ状の変形体が展示してあり、顕微鏡で観察出来とても興味深かった。粘菌は、動物のように動くアメーバ状の“変形体”が、きのこのような“子実体”に急変する奇妙な生物である。熊楠が、肉眼では見分けることの難しい、このような小さな生物を観察し、よくまあ新種まで発見していたものだなあと感心した。日本にも350種くらいあるという粘菌を、私も六甲山で見つけて観察したいと思った。 南方熊楠記念館の近くに京大の水族館がある。80年以上の歴史があるこの水族館は、大学付属の水族館としては貴重な施設である。小さい規模のわりには、500種くらいの南紀の海の生き物を展示し、説明が学術的で充実していた。海の生物25万種の内、無脊椎動物が、9割を占めるそうで、ここでは約250種展示していた。サンゴ、ヒトデ、ウミシダ、クラゲなどは、色、形態が多彩で、特 白浜は、大阪から直通のJRバスを利用すれば3時間あまりで到着する。お魚が美味しいし、ぜひまた訪れたいものだ。中村京子さんには、大変お世話になり感謝、感謝です。 |
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2012年 1月 9日 (月)支部だより引き継ぎ会(新年会)
後日再編します。
姫路城
改修工事中の姫路城を23年度睦会の後、見学された方から写真が届きました。
他の工事中の写真はこちらからどうぞ
針生祐子さん(S51理物)のシャンソン
針生祐子さんは現在シャンソン界で活躍中です。
今回ジルベールベコーコレクション2011
東日本大震災復興支援チャリティコンサート(全28名)に出演されます。
主催・企画:プロジェ・ベコー 後援:日本シャンソン協会/大阪日仏協会/AIRFRANCE
2011年9月10日(土)NHK大阪ホール
開場17:00開演17:30
チケット前売5000円 当日5500円 (チケットぴあその他)
針生さん п@078−431−7422
2010年 1月 9日 (土) 支部だより引き継ぎ会(新年会)
初詣の賑わいも去った湊川神社楠公会館で「支部だより引き継ぎ会(新年会)」が和やかな中で行われました。
新型インフルエンザの流行により、前回予定していました計画が須磨琴保存会の賢明な判断により中止になりました。
参加予定の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
下記のとおり、再開いたしますので、ご参加くださいますようご案内いたします。
近畿4府県での佐保塾開催も3回目になり軌道にのったところで、兵庫県支部が担当することになりました。
事務局でいろいろ思案しましたところ、源氏物語千年紀に併せて在原行平が須磨の地に流された時に創始した一枚の板に一本の弦を張っただけの珍しい須磨琴(一絃琴)を聴いていただき、紫式部の幽玄の世界を愉しんでいただけたらと、下記のとおり計画しました。お忙しいと思いますが須磨にお出でください。
@ 日 時 平成21年10月1日(木)
13時〜15時
A 場 所 大本山須磨寺
住所 〒654-0071
須磨区須磨寺町4-6-8
п@ 078−731-9416
B 交通機関 JR須磨駅下車 徒歩北へ15分
阪急電車・阪神電車 新開地駅か
高速神戸駅乗り換え
山陽電車須磨寺駅下車 徒歩北へ10分
C 須磨琴演奏 須磨琴保存会 須磨琴師範 約3人予定
D 演目 未定 (須磨・明石にちなんだ曲を予定)
E 参加費 1,000円
F 申込み先 佐保会本部
〒630-8506奈良市北魚屋西町 奈良女子大学構内
佐保会館 0742-23―3805 FAX 0742―22―4144
G 申込み期日 平成21年9月10日(木)までに、葉書またはFAXで
お申し込みください。
※ 兵庫県支部の「楪の会」と合同で行います。
担当 佐保会兵庫県支部
針生祐子さん(S51物理卒) 「シャンソンの世界」
アルバート・ロトさんの「100年ピアノコンサート」、大変感動的でした。
ラフマニノフまであのピアノで弾かれ、皆様美しい音に感激されていました。
立見まで出る盛況でした。
的場先生が甦ったピアノのお話しをされ、「このピアノは私たちの大学の宝なのです」と
おっしゃって、アルバートさんに感謝されました。
お声を詰まらせ涙を浮かべていらっしゃるお姿に、こちらまで感無量でした。
遠く奈良まで行って、ほんとうによかったです。
(尼崎市 鈴木久子)
● この次に同じようなコンサートがありましたら、またHPでご案内します。
(北区 秋里)
11月1日、奈良の菊水楼で同窓会がありました。
女高師41期と、女子大1期の約50名が集まりました。
支部会員の佐久間かず子さん、岩城圭子さん、高島百合子さんにも
お目にかかれて、思いがけず嬉しいことでした。
卒後52・53年という年月が信じられないほど、みんな溌剌としていて、
お互いに明日への元気を頂き合いました。
お開きには三人の友人達が謡曲「猩々」の一節を謡ってくださったのですが、
この謡の言葉通り、ほんとうに懐かしく楽しい秋の一時を持つことができました。
「猩々」
老いせぬや/老いせぬや/
薬の名をも菊の水/盃に浮かみ出でて/
友に逢ふぞ嬉しき/この友に逢ふぞ嬉しき
ちょうど正倉院展も開かれていましたので、帰りには博物館へ寄って、
螺鈿鏡や碁盤をしっかり観てきました。
(北区 秋里)
「安曇野ちひろ美術館」に行ってきました。
7月中頃、長野に行きました。目的は栂池の高山植物です。
ところが、それまでは暑い夏の太陽が照りつけていましたのに、台風がやってきました。
雨が激しく降ります。そこで、第2案の「安曇野ちひろ美術館」に出かけました。
「ちひろ」さんの絵はカレンダーで昔から親しんでいました。
それだけでしたが、行ってびっくりしました。学生もたくさん勉強に来ています。
「ちひろ」さんはカレンダーだけではありません。というより、カレンダーはほんの一部分でした。
そして何より驚いたのは、「おかあさん」が、女高師の一回卒業生だったことです。
急に「ちひろ」さんが身近に感じました。
それで、このたび佐保会のホームページに投稿することにしました。
ホームページのアドレスは次の通りです。
(北区 : 衣笠)
平池公園へハスを見に行きました 2005.07.23(土)
加東郡社町東古瀬の大賀ハスで有名な平池公園に行きました。
朝の6時に着くと、白やピンクのハスとスイレンの花が咲いていました。
ハスと言えばやはり仏教の蓮華を連想します。
ハスは少し盛りを過ぎたようで開花している花の数はかなり少なくなっていました。
園内には男性が一人三脚を立ててハスを撮影していました。
大賀ハスとは、昭和26年、千葉市検見川遺跡で、ハス博士といわれた「大賀一郎」
東京大学農学部教授が、縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見し、
そのうちの一粒の開花に成功したものだそうです。
大賀ハスという名前は知っていましたが、実際に見たのは初めてです。
デジカメを忘れてしまって、ハスの写真は残念ながら写せませんでした。
でも目には鮮やかに残っています。
(東播地区 : 高階)